車窃盗容疑の「21歳無職の男」、実は中学2年生 逮捕時に虚偽説明

茨城県警筑西署は27日、栃木県小山市内で軽乗用車を盗んだとして窃盗容疑で緊急逮捕した容疑者について、同市の中学2年の男子生徒(14)だったと発表した。生徒は前日に逮捕された際に「(氏名は)船渡川(ふなとがわ)麻那都(まなと)、無職の21歳」などと虚偽の身分を名乗っていたという。 署によると、男子生徒は25日午後0時半ごろ、営業中だった同市内の中古車販売施設で、軽乗用車1台(9万5千円相当)を盗んだ疑いがある。 生徒はエンジンキーが付いたままの車に乗り込み、自ら運転して逃走。約12時間後の26日未明、筑西市内を走行しているのを警察官が見つけて職務質問したところ、窃盗容疑を認めたため緊急逮捕した。 当時、生徒は運転免許証などの身分証を所持しておらず、署が確認を進めていた。(原田悠自)

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