【モデルプレス=2025/10/28】TBSでは、2026年1月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時)にて「リブート」を放送決定。俳優の鈴木亮平が主演を務め、女優の戸田恵梨香が出演することがわかった。 ◆鈴木亮平、約2年ぶり日曜劇場で主演 2021年7月期「TOKYO MER~走る緊急救命室~」、2023年10月期「下剋上球児」で、日曜劇場の主演を務めた鈴木が約2年ぶりに日曜劇場へ主演で帰還。日曜劇場の主演3作品目となる本作では、善悪を行き来する前代未聞の一人二役を演じる。 1人目の主人公・早瀬陸は、妻、息子、母親と4人でハヤセ洋菓子店を営む穏やかでお人好しなパティシエ。しかし2年半前に妻の夏海が失踪。その妻の「遺体が見つかった」と早瀬の前に刑事が現れたところから物語が動き始める。悲しみにふける間もなく、早瀬は身に覚えのない証拠で妻殺しの犯人として仕立て上げられ逮捕されることに。 その早瀬の店に現れるもう1人の主人公・警視庁捜査一課の刑事・儀堂歩は、裏社会組織とも繋がっている悪徳刑事。犯人逮捕のためには、違法な捜査も厭わない。でっちあげの証拠も固められ有罪がほぼ確定している中で、早瀬は大きな決意をする。それは妻を殺害した犯人を自らの手で見つけ出し、自身の潔白を証明すること。そのために愛する家族と過去を捨て、儀堂の顔に変わる=“リブート(再起動)”を決意する。 主演の鈴木は、かつてないほど極限状態に追い込まれた主人公・早瀬を演じることになる。今回発表したキービジュアルで鈴木が持つ“鏡の中の顔”はどちらの主人公なのか。 ◆戸田恵梨香“日曜劇場”初出演決定 そして、早瀬のもとに突如現れる、夏海の元同僚の公認会計士・幸後一香を演じるのは戸田。早瀬に手を貸して顔を変える手伝いもするのだが、その真意は読み取れない。早瀬にとって、はたして味方なのか、敵なのか。戸田は、TBSドラマには2021年1月期の金曜ドラマ「俺の家の話」以来の出演となり、日曜劇場への出演は今作が初となる。 脚本を手掛けたのは、日曜劇場「グランメゾン東京」(2019年)、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)、日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年)など、日曜劇場で先の展開が読めないサスペンスだけでなく極上のヒューマンドラマを紡いできた黒岩勉氏。今作は黒岩氏の完全オリジナル脚本で、構想に3年をかけた力作。愛する人のためにすべてを捨てて奔走する主人公を迎え、極上のヒューマンドラマとなっている。(modelpress編集部) ◆鈴木亮平(早瀬陸・儀堂歩役) <役柄紹介> ・早瀬陸(はやせ・りく)…ハヤセ洋菓子店店主/パティシエ 今作の主人公。妻、息子、母親と4人でハヤセ洋菓子店を営むパティシエ。2年半前に妻の夏海が失踪したが、健気にたくましく成長する息子を鼓舞し、体の不調を持つ母親を気遣いながら明るく家族を勇気づけている。早瀬の原動力はただただ“家族への愛”。失踪していた妻の死を知り、見知らぬ誰かになりきることを決意する。困難にも揺るがない粘り強さを持つ彼の言動は周りの人間を突き動かし、闇の中にいる人をも救う力を持つ。 ・儀堂歩(ぎどう・あゆみ)…警視庁捜査一課/主任・警部補 今作のもう1人の主人公。警視庁捜査一課に在籍する刑事。早瀬夏海殺害事件の帳場を預かる捜査責任者。しかし、実は裏社会組織と繋がっている悪徳刑事。 <コメント> ある日突然、他人の顔で生きていかなければならなくなったら。しかも、それが「バレたら破滅」という極限状態だったら?初めてこのストーリーを読んだとき、そのあまりの面白さにページをめくる手が止まりませんでした。第1話から最終話まで、毎回驚くような展開が待ち受けています。ぜひ楽しみにしていてください。今作で私は、2人の主人公を演じます。パティシエの早瀬陸は、どんな犠牲を払ってでも愛する家族のもとに戻ろうとする信念の男。一方の儀堂歩は、そんな早瀬を追い詰める、謎に包まれた悪徳刑事です。彼ら2人だけでなく、この物語に登場するすべての人物が、何らかの嘘を抱えています。まさに「全員嘘つき」と言っても過言ではありません。私にとって今作での1番の挑戦は、「演技とは何か」という問いに向き合うことでした。それは同時に、“俳優という職業”そのものと向き合う時間でもありました。別の人間になりきるための方法、やりがちなミス、そして役が自分と同化していくあの感覚。自分がこれまで俳優として経験してきた「演技あるある」も、この作品には随所に散りばめられています。「リブート」は、極限状態で繰り広げられるサスペンスでありながら、やはり「日曜劇場らしい家族の物語」でもあります。日曜の夜、毎話訪れるどんでん返しにドキドキしながら、同時に家族の絆に胸を熱くして観ていただけたら嬉しいです。 ◆戸田恵梨香(幸後一香役) <役柄紹介> 幸後一香(こうご・いちか)…公認会計士 夏海の元同僚の公認会計士。夏海が働いていた会社で財務担当役員も務めている。全体的に謎が多い。夏海の死を解明しようとする早瀬に手を貸すことに。儀堂のことも知っているようで、早瀬が儀堂になりかわる際に、手伝いをする。 <コメント> 脚本を頂き読み込むほど、物語の先が全く想像できず、一視聴者としてワクワクしました。その今作で私が演じるのは、嘘にまみれた謎の公認会計士・幸後一香です。この一香に限らず、登場人物全員が嘘をついており、何が真実で何が嘘なのか、最後まで分からない点が大きな見どころです。今作のテーマである「再起動」を彩る「嘘」を表現するため、絶妙なバランスで演じることに努めました。視聴者の皆様には、登場人物の表情の些細な変化にも注目していただき、物語の真実を読み解いていただければ嬉しいです。 ◆脚本:黒岩勉氏コメント 鈴木亮平さんと戸田恵梨香さん、最高の俳優さんで日本の宝です。このお2人なら、今回の物語を成立させてくれるはずだと信じて、脚本を書きました。結果、こちらの予想をはるかに超える演技で返してくださいました。圧倒的です。このドラマを観た方は、俳優という生き物の凄まじさを目の当たりにするはずです。発する熱量、内に秘めた想い。2人の演技が緻密に計算されていたことに途中で驚かされるはずです。そして最後には、ただただ心を揺さぶられて打ちのめされます。「リブート」。この感動を、多くの皆様に体験していただければ幸いです。 ◆プロデュース:東仲恵吾氏コメント 本作は、脚本の黒岩さんと「放送後の1週間が待ちきれない。その間に、さまざまな想像を膨らませて楽しめるドラマを作ろう」という想いから始まりました。時代が変わり、ドラマの楽しみ方も多様化する中で、“テレビドラマだからこそ描ける熱情”を、もう一度まっすぐに届けたい。そんな話を重ねるうちに生まれたのが、この“極限の愛の物語”です。主人公の願いはただひとつ。“家族を守りたい”。そのために自らの顔を変え、命を懸けて真実を追う姿を通して、愛が人をここまで動かしてしまうのかという衝撃と、それでも共感せずにはいられない“人の中にある愛と希望”を、全身全霊で描き切りたいと思いました。顔を変えるという設定の裏には、“自分とは何か”“愛するとは何か”という問いがあります。極限状態の中で、人は本当の自分を失うのか、それとも見つけるのか。その前人未到の役を託せるのは、鈴木亮平さんしかいないと感じました。魂を削って役と向き合うその姿勢は、まさに“極限の俳優”です。戸田恵梨香さんの役もまた、繊細さと強さの両方が求められる女性です。その表現力をもってしてこそ成立する役であり、戸田さん以外には考えられませんでした。それなので、台本はお2人を当て書きして作り始め、そこから一気に物語は広がっていきました。黒岩さんの脚本が生む圧倒的なドラマ性と感情のうねりを、キャスト・スタッフ全員、一言も余すところなく受け止めました。これから発表する登場人物も含めて全員が“愛のために”動く姿を通して、“愛する人を想う力”を信じられる作品になると確信しています。ぜひ、ご期待ください。 【Not Sponsored 記事】