「もちろん葛藤はあった。でも…」性風俗で稼げなくなった20歳女性に彼氏が突きつけた『鬼のようなアドバイス』

九州出身の紗希(仮名・20歳)は、上京後のいじめをきっかけに非行に走り、偽造身分証でキャバクラに勤務。年齢が発覚するたびに店を転々とするうち、夜の世界で生きる術を覚えた。19歳まで恋愛経験がなかったが、20歳でホストの彼氏ができ、彼を支えるためにソープ嬢となり、月300万円を稼いでほとんどを彼に渡した。やがて彼氏の勧めで、リスクの高い路上売春(立ちんぼ)にも手を染めるように……。 彼女の人生を、ノンフィクションライターの高木瑞穂氏の文庫『 ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春 』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。なおプライバシー保護の観点から本稿の登場人物はすべて仮名である。(全2回の1回目/ 続きを読む ) ◆◆◆

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