高齢の女性から預かったキャッシュカードで、現金1200万円あまりを引き出して盗んだとしてケアマネージャーだった男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、佐賀県鳥栖市の元ケアマネージャー・松田浩平容疑者(42)です。 警察によりますと、松田容疑者は2023年10月から去年3月にかけて、当時、介護を担当していた福岡市内に住む80代女性から預かったキャッシュカード3枚で現金約1260万円を無断で引き出し、盗んだ疑いがもたれています。 去年4月に、女性が入所した老人ホームの職員が、女性の口座からの不正な出金に気付き、警察に被害を届け出たことで発覚しました。 女性の口座からは、2020年5月から去年3月にかけて合計約4400万円の出金が確認されています。 警察の調べに対し、松田容疑者は逮捕当時、「間違いなく私がしたことです。口座から100回以上現金を引き出しギャンブルに使っていた」などと話していましたが、現在は黙秘しているということです。