JFA「法令遵守タスクフォース」設置 児童ポルノ事件など再発防止策を理事会提言目的

日本サッカー協会(JFA)は28日、都内で臨時理事会を行い、「倫理・コンプライアンスタスクフォース(仮称)」を設置することを決定した。 同タスクフォースは、影山雅永前技術委員がフランスで児童ポルノ画像の輸入・所持の容疑で2日に逮捕され、有罪判決を受け、7日に同職を解任されたことや、日本代表MF佐野海舟(マインツ)が昨年7月に不同意性交容疑で逮捕され、その後不起訴処分となったことなど、コンプライス事案が複数起きていたことから、実効性のある改善策・再発防止策を理事会に提言することを目的とする。 座長を務める宮本恒靖会長は臨時理事会後、取材に応じ「前技術委員長の件をはじめ、サッカー界で断続的にコンプライアンスに関する事案が発生して、たくさんの方々にご迷惑をおかけしています。会長として、しっかりと信頼回復に向けて取り組んでいきたい」と語った。 今後の日程は未決定だが、年内もしくは3か月以内に具体的な方針を出していくつもりだ。

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