伯父に毒の入った味噌汁を飲ませ、殺害しようとしたとして、18歳の少年が9月1日、逮捕されました。 少年は、事件後にJR千葉駅のトイレで女性を殴ったとして、逮捕されていました。 県警によりますと、殺人未遂の疑いで逮捕された高校3年生の少年は、2025年7月、市原市の自宅で同居する伯父に有毒植物「夾竹桃」の葉を刻んだものをみそ汁に混ぜて提供し、殺害しようとした疑いがもたれています。 みそ汁には神経などに作用する強力な毒素「オレアンドリン」が致死量を超えて入っていました。 味に違和感を覚えた伯父はすぐに吐き出し、大事には至りませんでしたが、口内のしびれや腹痛を訴えました。 調べに対し少年は容疑を認め、「いびきがうるさいことに耐えられず、殺そうと思った」と話しているということです。 少年はこの事件の約6時間後、JR千葉駅構内のトイレで女性2人を金づちで殴ったとして逮捕され、先月、家庭裁判所に送致されていました。