住宅ローンを悪用し、金融機関から現金およそ4500万円をだまし取ったとして、会社役員ら男5人が逮捕されました。 警察は、特定危険指定暴力団工藤会の関与も視野に捜査しています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉北区の会社役員、石井隆道容疑者(58)ら男5人です。 警察によりますと、5人のうち男1人が改名し、勤務実態がないにもかかわらず収入があるように装い、東京都の金融機関に住宅ローンを申し込み、現金およそ4500万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は、5人の認否を明らかにしていません。同様の手口による余罪が少なくとも20件、被害総額は5億7000万円にものぼるとみられ、警察は、工藤会の関与も視野に捜査しています。