先月(9月)、栃木県さくら市で乗用車のトランクに遺体を遺棄したとして逮捕された男2人が、違法薬物を譲り渡したなどの疑いで再逮捕されました。 再逮捕されたのは、栃木県高根沢町の無職、野本直希容疑者(23)と山本樹容疑者(23)です。 野本容疑者は先月9日、群馬県桐生市のコンビニの駐車場で男性に覚醒剤およそ0.5グラムを2万5000円で譲り渡した疑いがもたれています。 また山本容疑者は先月23日、自宅で大麻およそ3.701グラムと合成麻薬「MDMA」1錠を所持した疑いがもたれています。 取り調べに対して、野本容疑者は「黙秘します」と供述している一方、山本容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 2人は先月16日、栃木県さくら市で乗用車のトランクに18歳の男性の遺体を遺棄したとして、すでに逮捕されています。 また今月(10月)6日には、野本容疑者は覚醒剤と大麻を所持した疑いで、山本容疑者は覚醒剤を使用した疑いで再逮捕されています。 警察によりますと、これらの捜査の過程で今回の事件が発覚したということで、警察は余罪について調べています。