2025年9月、高知県奈半利町のコンビニの店内で、未就学児に下半身を露出し見せつけたとして、県警は10月29日、室戸市の中学校に勤務する臨時教員の男を逮捕しました。 県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、室戸市の羽根中学校に勤務する田野町の臨時教員・髙橋新容疑者(24歳)です。 警察によりますと、髙橋容疑者は9月9日の午後9時ごろ、奈半利町内のコンビニの店内で保護者と買い物に来ていた未就学の女の子に、下半身を露出し見せつけた疑いが持たれています。 犯行時、女の子は保護者と離れた場所にいて、家に帰った後、保護者に相談。家族からの届け出を受けた警察が、店内の防犯カメラなどから、髙橋容疑者の犯行を突き止めました。 警察の調べに対して髙橋容疑者は、「間違いありません。下半身を見せました」と容疑を認めているということです。 室戸市教育委員会によると、髙橋容疑者は2025年4月に採用され、社会科の授業を受け持っていました。犯行当日も出勤していたということです。 10月24日にも中学校教員が住居侵入の疑いで逮捕されるなど、教員の不祥事が続いていることから、県教育委員会の今城純子教育長は「再びこのような事案が相次いだことは誠に遺憾であり極めて深刻な事態と重く受け止めている。早急にすべての教員に対して、服務規律の徹底を図るとともに、再発防止対策に全力で取り組む」とコメントしています。