フランス・パリのルーブル美術館強盗事件で、検察当局らが会見を開き、既に逮捕した男2人が実行犯とみられ、事件への関与を部分的に認めていると明かしました。 パリのルーブル美術館で起きた強盗事件を巡り、パリ検察のトップらが29日会見を開き、25日に逮捕した容疑者2人は実行犯とみられ、事件への関与を部分的に認めていると明らかにしました。 容疑者2人は、ともにパリ近郊在住で窃盗の犯罪歴があり、1人は北アフリカのアルジェリア国籍の34歳の男、もう1人はフランス国籍の39歳の男だということです。 強盗団は4人組とみられていますが、残る2人は今も逃走中です。 経済的価値だけでおよそ155億円相当とされる、奪われた宝飾品8点は、見つかっていません。 また、犯行を手助けした内通者の存在については今のところ確認されていないということです。