“しつけ”で自分の子どもの体を持ち上げ窓から突き出す 暴行の疑いで逮捕され罰金刑を受けた高知県土木部の専門員を「戒告」処分【高知】

「しつけ」のため、自身の子どもを自宅2階の窓から突き出したとして、高知県の職員が30日付けで「戒告」の懲戒処分を受けました。 懲戒処分を受けたのは、高知県土木部の専門員です。県によりますと、専門員は8月25日、2階にある自宅の窓から自身の子ども(未就学児)を「しつけ」のため、左腕と左足をつかんで体を持ち上げ、窓から突き出しました。 目撃した人が警察に通報し、専門員は翌日26日に暴行の疑いで逮捕され、9月5日に高知地方簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けたことから、高知県は専門員を30日付けで「戒告」の懲戒処分としました。 専門員は県の聞き取りに対し「自身の子どもにかわいそうなことをしてしまった。皆さまにご迷惑をおかけした」と反省しているということです。 ■高知県総務部 清水敦部長のコメント 「度重なる県職員の不祥事について誠に申し訳なく、県民の皆さまに深くお詫び申し上げます。県職員に対する信頼を損ねる行為であると厳しく受け止め、このような事態を再び起こさないよう、公務員倫理の確立と綱紀の粛正について改めて職員に徹底してまいります。」

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