児童ポルノ販売容疑で児童養護施設職員逮捕 「小中学生の裸に興味」

児童ポルノを女児になりすまして売ったなどとして、警視庁は、児童養護施設職員で韓国籍の辺純人(ピョンスニン)容疑者(31)=埼玉県神川町熊野堂=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕し、31日に発表した。 容疑を認め「小学生や中学生の裸に興味があり、5年くらい前から動画や画像を集めていた。生活が苦しくなって2年くらい前から販売して食費などにあてていた」と話しているという。 少年育成課によると、逮捕容疑は昨年3月14日~7月27日、女子児童になりすまし、ネット掲示板に「お小遣いほしいです。お風呂とかで撮った動画とか画像あります」などと書き込み、子どもの裸の動画など10点を計3万4500円で複数の男性に販売するなどしたというもの。 容疑者はこれまでに20~30人に売って、全部で20万円くらいの対価を得た、と説明しているという。携帯やパソコンには、児童ポルノと思われる動画や画像が約2800点保存されていたという。 容疑者は2023年ごろから、埼玉県内の児童養護施設に勤務していたという。動画や画像に勤務先の子どものものは含まれていないとみられるという。(太田原奈都乃)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加