名古屋市の主婦殺害事件で警察は、10月31日に逮捕した女を現場に立ち会わせて現場検証を行いました。 「午後4時半ごろから、この奥にある事件現場のアパートで、安福容疑者立ち会いのもと、現場検証は行われました。辺りには黄色い規制線が張られ、安福容疑者を乗せた車がアパートに到着した際には、捜査員がブルーシートで覆うなど、ものものしい雰囲気に包まれました」(森田貴都記者) 10月31日に逮捕された名古屋市のアルバイト、安福久美子容疑者(69)は1999年11月、西区のアパートで主婦の高羽奈美子さん(当時32歳)の首などを複数回刺して殺害した疑いが持たれています。 調べに対し「あっています」と容疑を認めています。 警察は、1日午後4時半ごろから安福容疑者を立ち会わせ、事件現場となったアパートで現場検証を行いました。 安福容疑者は2025年に入って捜査線に浮上し、当初は警察から求められたDNA型の提出を拒否していましたが、最近になって応じたということです。 安福容疑者は、鑑定結果が出る時期に合わせて出頭したとみられ、警察が犯行の動機や経緯を調べています。