大阪「中国朝市」で廃油まじりの汚水を路上に流す 容疑で中国籍30代男2人を書類送検

廃油まじりの汚水を路上に流したとして、大阪府警鶴見署が、産業廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで、大阪府大東市の食品販売店に勤務する中国籍の38歳と32歳の男2人と運営会社を書類送検したことが6日、同署への取材で分かった。5日付。 同署によると、2人は、大東市で日曜早朝に定期的に開かれる「中国朝市」の人気店に勤務。揚げ物の調理に使ったフライヤーを店前の路上で洗浄していたという。中国朝市は現地さながらの雰囲気が人気を集める一方、迷惑駐車や無許可の露店販売などが問題視されている。 書類送検容疑は昨年5月8日、大東市諸福の食品販売店前の歩道で、産業廃棄物である廃油がまざった汚水を投棄したとしている。38歳男は容疑を認め、32歳男はすでに入管難民法違反容疑で逮捕され、強制送還されているという。 同署によると、動画配信者の男性が7月、「油まじりの水を路上に捨てているのではないか」と告発。同署が事実関係を調べていた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加