兵庫県警は9日、「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志容疑者を名誉毀損の疑いで逮捕したと発表しました。 警察によりますと、立花容疑者は、竹内英明元兵庫県議の名誉を毀損しようと企て、 ・2024年12月に自身が立候補した大阪府の泉大津市長選挙の街頭演説で、「何も言わずに去っていった竹内議員は、めっちゃやばいね。警察の取調べを受けているのは多分間違いない」などと発言したほか、 ・2025年1月、自身のSNS埼玉県川越市議補欠選挙の応援演説で、「竹内元県議は、昨年9月ごろから兵庫県警からの継続的な任意の取調べを受けていました」「竹内元県議は、どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと内容虚偽の情報を投稿して、 不特定多数に閲覧させたり、発言するなどして、竹内元県議の名誉を毀損した疑いが持たれています。 警察は、捜査上の懸念があるとして、立花容疑者の認否を明らかにしていません。 竹内元県議は、SNSなどによる誹謗中傷に悩み、2024年11月に議員を辞職。2025年1月に自宅で死亡しました。 2025年8月、竹内元県議の妻は、立花容疑者を名誉毀損の疑いで兵庫県警に刑事告訴していました。