NHK党(NHKから国民を守る党)の浜田聡前参院議員(48)が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。党首の立花孝志容疑者の逮捕について触れた。 浜田氏は、「立花孝志党首の逮捕について」と切り出すと、「福永先生のお言葉をお借りします」と、同党から参院選に出馬経験のある福永活也弁護士の投稿を引用。「これだけ任意出頭してきた被疑者を逮捕する必要があるのか?」と問題提起した。 続く投稿では「私のLINEアカウント、現時点での立花孝志党首の発信は昨日19時台のものが最後」と記し、立花容疑者とのやりとりの画像をアップ。「本人がおかれている状況がどうなのか?気になっています」とつづった。 浜田氏が公開したLINEのやりとりでは、浜田氏から午後6時56分に「A4サイズの政治活動用ビラを作成しましたのでご確認のほどよろしくお願いします」と送られたメッセージに対し、立花容疑者が同7時44分に「ありがとう!今からみます!」と返信したとみられる内容となっている。 立花容疑者は、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、1月に死亡した元県議の竹内英明氏(当時50)の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)の疑いで、兵庫県警に9日、逮捕された。立花容疑者は竹内氏に犯罪の嫌疑が掛けられていると繰り返し発信し、竹内氏の妻が内容は虚偽だと告訴していた。 浜田氏は今夏の参院選比例で約30万票を集めながら落選となった。その後は政治団体「日本自由党」も立ち上げ、独自の活動も行っている。