斎藤元彦兵庫県知事、NHK党・立花孝志党首の逮捕に「捜査中なのでコメント控える」“二馬力”で物議となった立花氏の投稿も「詳細を見たことはない」と発言

兵庫県議会の百条委員会で委員を務め、1月に亡くなった竹内英明元県議の名誉を毀損したとして、政治団体「NHK党」の立花孝志党首が逮捕された。立花容疑者は昨年12月13、14日に自身が立候補した泉大津市長選挙の街頭演説で、竹内元議員の名誉を毀損する発言、さらに今年1月19、20日に自身のSNSなどでも内容虚偽の情報を投稿、不特定多数に閲覧させるなどして、名誉を毀損した疑いがもたれている。兵庫県・斎藤元彦知事は10日に取材に応じると「捜査中の件なので、コメントは控えたい」とし、立花氏がかつて斎藤氏を応援するような発言を繰り返し“二馬力選挙”と言われたことについても、当時から投稿は「詳細を見たことはない」と発言した。 斎藤氏は冒頭、立花氏の逮捕について「報道は承知している。捜査中の件なので、コメントは控えたい。SNSなどにおける誹謗中傷や事実でないことを述べるということについては、利用する誰もがすべきではない。これからもしっかりと広報啓発などをしたい」と述べた。また竹内元議員の他、他の県議からも被害を主張する声が出ていることには「個別の方のSNS投稿について、詳細をすべて把握してるわけではないので、内容についてコメントできる状況ではない。個別のコメントに対する評価などについても、行政の長という立場でもあり、これまでも控えさせていただいた」と語った。 立花氏は、斎藤氏が失職後に出直し選挙となった兵庫県知事選で出馬。斎藤氏を応援するような演説を繰り返したとして「二馬力選挙」として物議も醸した。その立花氏の投稿についても詳細を確認していないのかという質問には「同じスタンス。タイムラインなどで流れてきて目にしたことはあるが、詳細を見たことはない」とも発言した。 (ABEMA NEWS)

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