徒歩の小学生と車で接触後に救護せず…高齢者3人相次いで逮捕「ケガの大小に関わらず交通事故は届出を」小学生の冬休みシーズンに兵庫県警が呼びかけ

徒歩の小学生と車で接触し軽傷を負わせたにも関わらず、救護措置をとらなかったとして、65歳から86歳までの男3人が逮捕されました。 いずれもひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、神戸市東灘区のアルバイトの男(65)と、神戸市西区の会社員の男(74)と、明石市の無職の男(86)です。 警察によりますと、65歳の男は今月24日午後6時10分ごろ、東灘区本庄町で、車を運転中に信号機がない交差点を横断していた小学生の女子児童(12)と接触し転倒させ、額と右手の打撲の軽傷を負わせた疑いなどがもたれています。 男は事故後に車を止め、「大丈夫?」と児童に声をかけていましたが、救護することなくそのまま立ち去ったということです。 取り調べに対し、男は「大丈夫と言われたので立ち去りました」と容疑を認めているということです。 また86歳の男は今月25日午後2時45分ごろ、神戸市西区福吉台で、車を運転中に横断歩道を渡っていた小学生の男子児童(8)と接触し頭部打撲などの軽傷を負わせたにも関わらず、救護せず立ち去った疑いがもたれています。 取り調べに対し男は「詳しいことは取り調べの際によく考えて話します」と話しているということです。 また、74歳の男は今月25日午後5時10分ごろ、明石市西明石東町で、車を運転中に横断歩道を渡っていた小学生の男子児童(7)と接触し、おでこの打撲などの軽傷を負わせたにも関わらず、救護せず立ち去った疑いがもたれています。 男は事故後に一時停車して「ごめんな」などと声を掛けていましたが、取り調べに対し「たいしたことないだろうと思って立ち去りました」と容疑を認めているということです。 兵庫県警は、「怪我の有無や大小にかかわらず交通事故は届け出をしてほしい」と呼び掛けています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加