辛坊治郎氏、立花容疑者の逮捕に私見「ちょっとこれはありえない」「警察が介入するのは間違っている」

キャスター・辛坊治郎氏(69)が10日に自身のYouTubeチャンネルを更新。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が、名誉毀損(きそん)の疑いで兵庫県警に逮捕されたことにコメントした。 立花容疑者は今年1月に亡くなった竹内英明元兵庫県議に対し、生前、死亡後も街頭演説などで名誉を傷つけた疑いが持たれている。竹内さんは中傷を受けうつ状態になり、今年1月に死亡した。竹内さんは同県の斎藤元彦知事のパワハラ問題などを調査していた百条委員会で、委員長を務めていた。 この件について、辛坊氏は「地方自治警察というのは名ばかりで、実質的には国家権力なんですけども。その国家権力が、名誉毀損で政治家を逮捕し始めるというのは、由々しき事態だなと。名誉棄損っていうのはアメリカなんかでもそうですけど、民事で解決すべき話で。警察権力が介入するというのは、私は間違っていると思いますね」と私見を展開する。 また「警察権力が名誉毀損で政治家を逮捕するような事態は、日本の民主主義にとって“まずいよ、これ”って認識がどこかで必要だろうと思うんですけれども。なかなかそういう意見って出てこないですね。困ったもんだなと私は思っております。ちょっとこれはありえない事態だなと」と語っていた。

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