玄米1.7トン窃盗容疑、精米会社の元従業員逮捕「生活ぎりぎりで」

精米会社から玄米約1.7トンを盗んだとして、兵庫県警は11日、福井県敦賀市山泉の飲食店経営、霜門泰成容疑者(27)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。 調べに対し、「今の生活が金銭的にぎりぎりだったので、生活費の足しにするためお米を盗み、売りました」と容疑を認めているという。 西脇署によると、霜門容疑者は10月27日未明、1年ほど前まで勤務していた兵庫県西脇市内の精米会社事務所に侵入し、鍵を盗んだ後、市内の別の場所にある倉庫に侵入し、玄米30キロ入りの米袋59袋(重さ計約1.7トン、約94万円相当)を盗んだ疑いがある。 霜門容疑者は2トントラックのレンタカーを使って盗み出したといい、防犯カメラの映像などから関与の疑いが浮上した。「米はすべて売却した」と話しているという。(大久保直樹)

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