立憲民主党の泉健太前代表は10日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に対し「汚い首は斬ってやるしかない」とXで投稿したことについて、「こんな総領事は日本に必要ない」と反発した。早期に帰国させるべきだと主張した。 泉氏は、薛氏の投稿を巡り日本政府が中国政府に強く抗議したなどとする報道を添付し、「とんでもない暴言」と批判した。日本政府に対し「早期にペルソナノングラータで中国に帰任させよ」と求めた。 外交関係に関するウィーン条約により、外交官は受け入れ国の捜査当局に逮捕されないなどの特権が認められている。一方で、受け入れ国は「好ましくない人物」(ペルソナ・ノン・グラータ)として本国に帰国させることができる。 10日現在、この問題に関する薛氏の投稿は確認できない。