戦後の米軍統治下の沖縄をテーマにした映画『宝島』公開から1カ月半が過ぎた。巷では、『国宝』と比較されて「莫大な製作費をかけた割には興行収入が少ない」などなにかと比較がされているものの、沖縄出身の私は素直にこう思っている。「とにかく本土の人々が沖縄の戦後史でこんな巨大な映画を作ってくれただけで嬉しい」。さらに誤解を恐れずに言うなら「どんな内容であろうと見向きしてもらえただけでも嬉しい」のだ。 ■ストーリーは難解。それでも感じた細部に宿る“本気”
日本の犯罪・事件・不祥事などの保管庫
戦後の米軍統治下の沖縄をテーマにした映画『宝島』公開から1カ月半が過ぎた。巷では、『国宝』と比較されて「莫大な製作費をかけた割には興行収入が少ない」などなにかと比較がされているものの、沖縄出身の私は素直にこう思っている。「とにかく本土の人々が沖縄の戦後史でこんな巨大な映画を作ってくれただけで嬉しい」。さらに誤解を恐れずに言うなら「どんな内容であろうと見向きしてもらえただけでも嬉しい」のだ。 ■ストーリーは難解。それでも感じた細部に宿る“本気”