大阪府警OBに情報漏洩の警部補、知人女性の個人情報も照会 容疑で再逮捕

捜査目的と偽って知人女性の個人情報を区役所などに照会したとして、大阪府警は12日、虚偽有印公文書作成・同行使と公務員職権乱用容疑で府警羽曳野署地域課の警部補、草川亮央(あきお)容疑者(56)を再逮捕した。 草川容疑者はすでに、別の人物の口座情報を府警OBに漏洩(ろうえい)したとする地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕されており、同日、同法違反罪で起訴された。 再逮捕容疑は、令和5年12月~6年1月、知人女性の個人情報を入手するため5回にわたり、内容虚偽の「捜査関係事項照会書」を作成。区役所職員らに捜査上必要な情報と誤信させて情報を得たとしている。調べに対し、「照会書は作成したが業務目的だった」と容疑を否認しているという。 府警が3月に草川容疑者の自宅を家宅捜索した際、女性の個人情報が記載された捜査資料を複数枚見つけていたという。府警が草川容疑者が女性の個人情報を入手した動機を調べている。

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