不動産会社「ハナマサ」の株券を偽造したなどの疑いで、男女3人が逮捕されました。 松沢泰生容疑者(74)ら3人は、不動産会社「ハナマサ」の株主権を巡る裁判を有利に進めるため、株券などを偽造して裁判所に提出した疑いが持たれています。 警視庁によりますと、「ハナマサ」の元代表から「会社を乗っ取られそう」と相談があり、捜査を進めたところ、松沢容疑者が会社の代表を装うため株券を偽造していたことがわかりました。 松沢容疑者は、「ハナマサ」が所有していた埼玉県内の土地を10億円余りで勝手に売却し、松沢容疑者の会社の口座に振り込んでいたということです。 警視庁は3人の認否を明らかにしていませんが、会社の乗っ取りを図ったとみて調べています。