元TBS議員「事実無根でありキチンと対応します」共同会派巡ってN党・斉藤健一郎氏のX投稿に

元TBSキャスターで立憲民主党の杉尾秀哉参院議員(68)が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。政治団体「NHKから国民を守る党」に所属する斉藤健一郎参院議員に対し、反論予告を行った。 杉尾氏は「一昨日の参院予算委員会で、自民党とNHK党の共同会派を巡って高市総理に行った私の質問についてNHK党の斉藤健一郎副党首がSNSで批判していますが、事実無根でありキチンと対応します。何とぞ宜しくお願い致します」と反論を予告した。 杉尾氏は12日夜にXで「本日の予算委は直前に振られたネタあり少々オーバー気味。内容は自民党とN党が共同会派を組んだ責任。自民党生活保護バッシングと、最高裁に違法とされた減額分の全額補償。教育勅語と憲法改正問題で、高市総理は内閣として改憲草案提出はしないと明言」などとポストしていた。 斉藤氏は杉尾氏の当該ポストを引用した上で「国会の仕組みをご存じない方が、会派について誤解し“なんとなく”で批判してしまうのは理解できます。しかし--国会議員である立憲杉尾ひでや議員が、虚偽の書面を基に総理を陥れる目的で質疑をする行為は看過できません」と反論。「国会という『公の場』で事実と異なる内容を提示することは、議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な問題です」と指摘していた。 「NHKから国民を守る党」の党首、立花孝志容疑者(58)は9日、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、今年1月に亡くなった元県議の竹内英明氏(当時50)の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)の疑いで兵庫県警に逮捕された。党首の逮捕を受け、斉藤氏は先月15日に組んだ自民党との統一会派を解消。自身のXで「立花孝志党首の逮捕を受け、現政権にご迷惑をかけた責任と政治の停滞を避けるべく、自民党との会派解消を申し出ました。先ほど、石井参議院幹事長より了承をいただきましたことをご報告申し上げます。参議院議員 齊藤健一郎」とつづっている。 斉藤氏はNHK党唯一の国会議員で副党首も務めている。少数与党となっている自民党は、連立政権から公明党が離脱した直後の10月15日、斉藤氏と参院会派「自民党・無所属の会」を結成していた。

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