<1分で解説>12月の静岡・伊東市長選、失職の田久保氏が出馬へ

静岡県伊東市の田久保真紀前市長が、自身の失職に伴う市長選(12月7日告示、14日投開票)に立候補する意向を固めました。来週に記者会見し、正式表明します。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「静岡・伊東市長選に田久保前市長が出馬へ」を解説します。 Q 田久保氏はなぜ、失職したの? A 東洋大除籍の経歴を卒業と偽った学歴詐称疑惑が浮上したことがきっかけです。市議会は調査特別委員会(百条委員会)を設置して疑惑を追及し、9月に田久保氏の不信任を全会一致で議決しました。これを受け、田久保氏は市議会を解散しましたが、市議選を終えた新しい市議会が10月に再び不信任を議決し、田久保氏は失職しました。 Q 立候補の意向を固めた田久保氏はどんなことを話しているの? A 毎日新聞の取材に「市民に意見を聞きながら進退を考えてきた」と述べました。 Q 市長選には他にどんな人が立候補するのかな。 A 5月の市長選で田久保氏に敗れた小野達也元市長ら5人が立候補を表明しています。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者も11月10日に出馬会見を予定していましたが、元兵庫県議を中傷した名誉毀損(きそん)容疑で逮捕され、会見は中止になりました。

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