「周りに聞こえる声で名前や連絡先を復唱された。謝罪しろ」事故処理中の警察官に激高し電子タバコの煙を吹きかけたか 38歳男を公務執行妨害の疑いで逮捕

16日夕方、福岡市中央区の路上で48歳の男性警察官の顔に電子タバコの煙を吹きかける暴行を加えたとして、38歳の会社員(自称)の男が公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。 男は事件前に「自転車と接触した」と110番通報していましたが、事故処理に訪れた警察官に対し「周りに聞こえる声で名前や連絡先を復唱された。謝罪しろ」などと激高して犯行におよんだということです。 16日午後3時ごろ、中央区渡辺通の路上を歩いていた男が「自転車と接触した」と110番通報しました。 事故処理のため駆けつけた男性警察官が自転車に乗っていた人と男にお互いの連絡先を交換するよう促したところ、男は「なぜ強要するのか」と反発。 さらに男性警察官が男の名前や連絡先を確認し、復唱したところ、男は「周りに聞こえるような声で復唱された。謝罪しろ」などと怒鳴り始めました。 男性警察官は応援を要請し、中央警察署地域課の男性巡査部長(48)が駆けつけて対応していたところ、男から電子タバコの煙を顔に吹きかける暴行を加えられたため、男性巡査部長が男を取り押さえ、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕したということです。 逮捕されたのは博多区に住む38歳の会社員(自称)の男で、取り調べに対し「普通に吸っていて吐いた煙が警察官の顔に行ったのです」などと話し、容疑を否認しています。

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