“出直し知事選”再選から1年 斎藤知事「謙虚さをもって運営」疑惑の火種、立花容疑者逮捕の影響は?

兵庫県の斎藤元彦知事が知事選で再選を果たしてから1年が経ち「謙虚さをもって県政運営に取り組む」と改めて意欲を示しました。 17日朝、兵庫県庁に登庁した斎藤知事。 斎藤元彦知事 「若者への未来に直結するような政策をしっかりこれからも進めていくことが大事。多くの皆様への感謝の気持ちを胸に抱きながら、謙虚さをもって県政運営にしっかり取り組んでいきたい」 斎藤知事は職員へのパワハラなどの疑惑が告発された問題で、去年9月、県議会からの不信任決議を受けて失職しましたが、2か月後に行われた出直し選挙で再選を果たしました。この選挙で斎藤知事の陣営がPR会社に支払った報酬が公職選挙法に抵触するとして弁護士らが刑事告発していましたが、神戸地検は11月12日、嫌疑不十分で不起訴処分としました。 斎藤知事 「選挙に関しては適正・適法にしてきたという認識・主張に変わりはありません」 斎藤知事は、告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題でも刑事告発されているほか、この問題の責任を取る形で出された「給与カット」の条例案は、議会側の反発などから継続審議となっていて、県政をめぐる混乱は今も収まっていません。

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