公明・斉藤代表に“刺客” 自民・鈴木幹事長「広島3区に候補者立てる方向」

自民党の鈴木俊一幹事長は17日の会見で、公明党の斉藤鉄夫代表が現職となっている衆議院広島3区に、自民党として候補者を立てる方向を示した。 記者から「石橋さんを支部長に選任すれば、公明党の斎藤さんの立候補に関わらず、小選挙区の候補として擁立するお考えなのか?」と聞かれた鈴木幹事長は、「まさにそういう方向です。選挙区に候補者を立てないということは公明党と連立を組んでいてですね、連立を組んでるがゆえの選挙協力というであれば、候補者を立てずに公明党の候補者を応援するということです。今それがなくなった中で、広島3区について我が党が候補者を出しませんということはないんだと思います」と述べた。 そのうえで、「県連の方も石橋さんがいいと。早く支部長にしてくれというこういうことを言っているわけですので、いつ選挙区支部長にするのかとは状況見ながらやらなければいけませんが、基本的に広島3区で石橋さんが選挙区から立候補するという方向、これはその方向であります」と述べ、比例代表中国ブロックの石橋林太郎衆議院議員を広島3区に擁立する方向を示した。 広島3区は河井克行元法務大臣の地盤だったが、買収事件で逮捕され2021年に議員辞職。「政治とカネ」の問題の象徴選挙区として、その後は公明党の斉藤鉄夫代表が自公統一候補として小選挙区で当選し、自民党の現職がいない選挙区となっている。(『ABEMA NEWS』より)

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