群馬県前橋市の小川晶市長の去就が揺らぎ始めている。市職員の既婚男性とラブホテルを訪れた問題で13日、市議会7会派は小川氏に改めて辞職を要求。これに対し群馬県の山本一太知事も14日の定例会見で「強く賛同」と呼応し、「市政の正常化に必要」と全面的に同意した。 一方、小川市長は14日、15日に市民と対話集会を開催。続投に理解を求め、仮に市長選となった場合も「再出馬する」と市長継続への責任感を強調した。両陣営の駆け引きがいよいよ激しさを増す中で、5期19年千葉・鎌ケ谷市長を務めた清水聖士氏は、「辞職は回避できる」とし、小川市長続投のシナリオをシミュレートした。