山形県寒河江市の自動車整備会社の従業員で工場長の男が客の車の修理費用として保険金を水増しして請求しだましとったとして逮捕されました。 実際よりも修理費用を高く記載した見積書をつくり、保険会社に請求していたということです。 詐欺の疑いできのう逮捕されたのは、寒河江市髙屋の会社員の男(47)です。 警察によりますと男は、去年3月から4月にかけて、車の修理費用について実際のよりも高い金額を保険会社に請求し、現金44万円をだまし取った疑いがもたれています。 今年7月ごろ、保険会社が請求内容が水増しされている可能性があるとして警察に相談し、警察が捜査を進めたところ、男が浮上したということです。 警察は、捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。 男は会社の中で修理工場の工場長という立場で、虚偽の申請には客から修理を依頼された、物損事故で破損した車を利用していました。 男は、実際の修理費用よりも高い金額を記載した虚偽の見積書をつくり、保険会社に請求を行っていました。 警察は、動機のほか、余罪や関係者の有無なども含め調べを進めています。