「過去最大」フェンタニル押収 トランプ関税回避へアピール メキシコ

【サンパウロ時事】メキシコ治安・市民保護省は、北西部シナロア州アオメで2カ所を家宅捜索し、合成麻薬「フェンタニル」約1100キロを押収したと発表した。 一度の押収量としては同国で過去最大。トランプ次期米大統領はフェンタニル対策を講じなければメキシコに関税を課すと警告しており、同国政府は回避に向けてアピールした格好だ。 3日付の発表によると、押収したフェンタニルは2000万回分に相当。犯罪組織にとって4億ドル(約600億円)の経済的打撃となる。フェンタニルの錠剤を製造していたとして、男2人が逮捕された。

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