埼玉県で相次いだ侵入窃盗事件で、逮捕された東南アジア系の犯行グループの男女が、車に登録されたナンバープレートとは別のものを取り付けて犯行に使用していたことが分かりました。 ベトナム国籍のファム・ホン・リン容疑者(32)ら4人は、8月、茨城県日立市の空き家で腕時計などを盗んだ疑いが持たれています。 ファム容疑者らのグループは10月以降、埼玉県で100件以上起きた侵入窃盗事件に関与したとみられ、他に7人が逮捕されています。 その後の警察への取材で、ファム容疑者らは、車体番号とひも付けられていないナンバープレートを付けた車を使っていたことが分かりました。 警察の追跡を逃れる狙いがあったとみられます。 警察は逮捕された11人の他にも共犯者がいないか調べています。