SNSで知り合った相手に「将来のために投資の勉強をしませんか」と誘われ、秋田市に住む40代の女性が現金と暗号資産あわせて330万円相当をだまし取られました。 秋田臨港警察署の調べによりますと、秋田市に住む40代の女性は先月上旬、SNSのフェイスブックで知り合った男性と通話アプリのラインでやり取りを始めました。 当初は身の上話などをしていましたが、その後相手から「おじが投資でもうけているあなたも将来のために勉強しませんか」などと誘われ“暗号資産のアプリ”をインストールします。 女性が試しに現金10万円を指定された口座に入金すると、実際に利益として2万円が女性の銀行口座に振り込まれました。 このため、さらにもうけようと200万円相当の暗号資産を購入し送金、後日利益が500万円出たと表示されたことから引き出そうとしたところ、手数料として120万円を要求され、暗号資産を送金しだまし取られました。 同じような手口の詐欺をテレビのニュースで見た女性が、19日警察に相談し被害が明らかとなりました。 警察官をかたる詐欺の被害も。 秋田市に住む30代の女性は20日、京都府警を名乗る相手からの電話をきっかけにラインに誘導されました。 画面越しに警察手帳を見せられ「逮捕状を取り下げるためには金を振り込んでください」などと言われ、130万円を振り込みだまし取られました。