夫の遺体を自宅に放置したとして逮捕された大野市の70代の女が21日、死体遺棄の罪で起訴されました。 起訴されたのは、大野市猪島の無職真柄繁子被告(76)です。 起訴状などによりますと、真柄被告は10月上旬、同居していた夫の真柄正雄さん(当時81)が自宅で亡くなったにもかかわらず、埋葬せず、遺体を寝室に放置していた疑いが持たれています。 警察によりますと、夫・正雄さんの遺体は発見当時死後20日ほど経過して白骨化していて、逮捕時に真柄被告は「どうしていいのかわからなかった」と容疑を認めているということです。 福井地検は、21日付けで真柄被告を死体遺棄の罪で起訴しました。