刻印が偽造された金の延べ棒を正規品と偽って売り、6億円以上をだましとったとして男女8人が逮捕された事件で、警視庁はあらたに、金の調達役とみられる中国籍の男を逮捕しました。 警視庁によりますと、中国籍の唐明昊容疑者は、ことし3月、刻印が偽造された金の延べ棒8キロを正規品と偽って売り、合わせておよそ1億2000万円をだましとった疑いがもたれています。 この事件では、金の売却役などの中国籍の男女ら8人がすでに逮捕されていて、唐容疑者は金の調達役だったとみられています。 警視庁は、唐容疑者らの認否を明らかにしていませんが、このグループが同様の手口でおよそ95億円分の金を売却していたとみて、全容解明を進めています。