逃走中に自宅でかくまう 逃走少年を助けた友人3人を犯人蔵匿容疑などで逮捕

福岡県八女市で、道路交通法違反の疑いで逮捕された直後に手錠をかけられたまま逃走した少年の逃走を手助けしたとして、新たに少年3人が犯人蔵匿や犯人隠避の疑いで逮捕されました。 この事件は、11月2日午前0時半ごろ、八女市でバイクによる信号無視の疑いで現行犯逮捕された当時15歳の少年が、手錠をつけたまま警察の隙を見て逃走したものです。この少年は、約18時間後、八女市内の友人の家から出てきたところを警察に確保されていました。 その後の捜査で、警察は、少年の逃走を手助けしたとして、新たに友人の少年3人を逮捕しました。 犯人蔵匿の疑いで逮捕された八女市に住む自称建設作業員の少年(17)は、15歳の少年が逃走中と知りながら、2日午後4時40分ごろから午後6時までの間、自宅で少年をかくまった疑いが持たれています。取り調べに対し、自称建設作業員の少年(17)は、「後輩を守りたかった」と容疑を認めているということです。 また、八女市に住む自称会社員の少年(19)と筑後市に住む無職の少年(19)は、犯人隠避の疑いで逮捕されました。2人も15歳の少年が逃走中と知りながら2日午前1時ごろから約40分間にわたり、それぞれの車に少年を乗せて逃走を手助けした疑いが持たれています。2人の関与は、15歳の少年のスマートフォンを解析で関与が浮上しましたが、認否は明らかにされていません。警察は、他にも逃走に関与した人物がいないか、詳しく捜査しています。

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