嵐・相葉雅紀(42)とタレントのヒロミ(60)による、テレビ朝日系バラエティ番組『相葉ヒロミのお困りですカー?』のレギュラー放送初回が、10月23日放送された。 同番組は相葉とヒロミが全国のお困りごとを身体を張って解決するバラエティ番組だが、レギュラー放送初回の内容から、多くの視聴者が日本テレビの人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』を連想したようだ——。 『お困りですカー?』は、23年末に特番としてスタートし、今年5月28日放送回まで、計4回放送された。相葉とヒロミが荒れ放題の庭にある大木を根から掘り返したり、竹藪伐採をしたりと、過酷なロケが何度も行なわれてきた。 レギュラー放送初回は、群馬県・草津を訪問する2時間SP。前半では「雑草生い茂る巨大池の大掃除」、後半では「草津温泉名物『湯もみショー』へのサプライズ出演」の2本立てで放送された。特に前半の企画が、視聴者の間で『鉄腕DASH』を連想させると話題になっているようだ。 「特番時代からそうでしたが、『お困りですカー?』は、相葉さんとヒロミさんが日本中の地方や地域を巡り、現地のお困りごとを解決する番組。 回によっては大自然を相手にした肉体労働をする回もあり、レギュラー初回での“巨大池の大掃除”はまさにそれでした。専門家や地元の方々と一丸となって、2トン以上の雑草を刈ったり、作業の過程で“厄介者”である外来生物の存在を知ったり——それは、『鉄腕DASH』でよく見る光景ですよね」(女性誌編集者) 『鉄腕DASH』では、地元・福島の方々と農業に勤しむ『DASH村』や、訪れた地域の専門家たちと企画を行なう『DASHご当地PR課』など、タレントがロケ先の方々と一丸となって作業に取り組むイメージが強い。その過程で、今回の『お困りですカー?』のように、外来種の話など専門的な話を知ることも珍しくない。 「番組の演出のノリも、全体的に似ているという声が多いですね。ナレーションは『鉄腕DASH』とは別の人なのですが、“できるのか!?”“だが!”など煽る感じが似ていて、同じ方向性での演出がつけられているような感じです」(前同) ナレーターは『鉄腕DASH』が平野義和氏(65)であるのに対し、『お困りデスカー?』は服部潤氏(58)が担当。別人ではあるが、言い回しや緩急のつけ方などがよく似ているという声も多い。 テロップの演出も、作業やロケ中に「いきなり嫌な展開」「人間は学ぶ生き物」と添えられるなど、『鉄腕DASH』と似た感じも多い。テロップが出る際の効果音には、『鉄腕DASH』とよく似た、鈴を鳴らしたような音も用いられていた。 「そして、STARTO社のタレントである相葉さんが外ロケで自然を相手に肉体労働に勤しんでいるという点から、『鉄腕DASH』を連想する人もいるようです。 『鉄腕DASH』は、当初はTOKIO(6月25日解散)の番組として始まったこともあり、STARTO社のタレントがメイン。彼らが『お困りですカー?』の相葉さんのように、作業に取り組む姿が番組の見どころの1つですからね。『お困りですカー?』はヒロミさんと相葉さんの2人による番組のため、ヒロミさんの活躍も多いですが」(同)