２２日、滋賀県大津市の路上で男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件で、警察はタクシー運転手の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 ２２日午前６時すぎ、大津市小関町の路上で、会社経営者の松原眞路さん（６０）が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。 警察がひき逃げ事件として捜査していたところ、防犯カメラなどから当時、現場付近をタクシーが通過していたことが判明。タクシー運転手の甲斐秀徳容疑者（５９）を松原さんをはねて死亡させた上、そのまま逃げたとして逮捕しました。 調べに対し、「人ではなく、縁石などに引っ掛けたと思っていた。警察に届け出るべきなのはわかっていたが、客が待っていたので優先した」などと容疑を否認しているということです。