札幌市北区で高級ブランドのダウンジャケットを盗んだとして１６歳から２２歳の男ら３人が逮捕された事件で、男らが別の店でも高級ダウンジャケットを盗んだ疑いで再逮捕されました。 １１月２４日までに窃盗の疑いで再逮捕されたのは、苫小牧市の保温工の１６歳の少年と、苫小牧市の無職、箭内龍也容疑者２０歳と、苫小牧市の自称自営業、中村麗斗容疑者２２歳の３人です。 ３人は１０月１５日午後７時ごろ、ＪＲ札幌駅直結のショッピングセンター「札幌ステラプレイス」にある店舗から、高級ブランド「モンクレール」のダウンジャケット２着とハンガー２つ、合わせて６０万６６００円相当を盗んだ疑いが持たれています。 警察の調べに対し、１６歳の少年と箭内容疑者は、「ダウンジャケット２着を盗みました」と容疑を認めていますが、中村容疑者は「俺は現場にいたが、やっていない」と話し、容疑を否認しています。 当時、店は営業中で被害に遭った店の店長から、「商品のダウンジャケットを盗まれた」と警察に通報があり、事件が発覚しました。 盗まれたダウンジャケットは警察がすでに押収していて、警察は３人が換金目的で犯行に及んだとみて捜査しています。 ３人はすでに１０月２２日午後４時半ごろ、札幌市北区のファッションセレクトショップで高級ジャケット５点を盗んだ窃盗の疑いで逮捕されています。 逮捕後の警察の調べに対し、１６歳の少年が「ダウンジャケット５着を盗んだことに間違いありません」と容疑を認めた一方、箭内容疑者は「店に行ったが知らない」、中村容疑者は「やっていません」とそれぞれ容疑を否認していました。 警察は余罪があるとみて調べを進めています。