禁止地域で風俗店営業か、経営者を再逮捕 12歳タイ少女人身取引

東京都文京区の「マッサージ店」で働いていたタイ国籍の当時12歳の少女が人身取引の被害者として保護された事件で、警視庁は25日、この店の経営者の細野正之容疑者(51)を風俗営業法違反(禁止地域営業)の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認め「法律に違反することはわかっていました」と供述しているという。 保安課によると、再逮捕容疑は11月4日、店舗型性風俗の営業が禁じられている東京都文京区湯島3丁目のビルの一室で「タイ個室マッサージ店」と称して営業し、30代の女性従業員に男性客への性的なサービスをさせたというもの。2023年10月ごろに営業を始め、今年11月までに約1500万円を売り上げたと警視庁はみている。 細野容疑者はこの店で7月29日までの33日間、当時12歳の少女に接客業務をさせた労働基準法違反(最低年齢)の疑いで11月4日に逮捕された。

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