日本最大級「口座転売グループ」男女7人が再逮捕 転売された口座には詐欺被害金約100万円も

三重県に住む男性らから銀行口座などの情報を買い取り、詐欺グループに転売していたとして、男女7人が再逮捕されました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の西川悠輔容疑者(32)ら男女7人です。 警察によりますと、西川容疑者らは2025年4月中旬、匿名性の高いメッセージアプリを通じて、三重県津市の会社員の男性(48)から銀行口座や暗号資産アカウントなどを30万円で買い取り、これを詐欺グループに100万円で転売した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、西川容疑者ら7人全員が容疑を認めているということです。また、その後の警察の捜査で、この男性名義の口座がSNS投資ロマンス詐欺事件の振込先として使われ、詐欺の被害金の約100万円が振り込まれていたことも新たに分かりました。 西川容疑者らは少なくとも3年前から年間1000回ほど口座を転売していた、国内最大規模の「口座転売グループ」とみられており、警察はグループの実態や資金の流れについて、引き続き調べを進めています。

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