【稚内歯科医師会】約10年間の使途不明金5000万円 前会長が370万円余りを横領した疑いで逮捕

稚内歯科医師会の前会長の男が370万円余りを横領した疑いで逮捕されました。 稚内歯科医師会では過去10年程の間の使途不明金が5000万円を超えることが分かりました。 稚内歯科医師会の前会長、井須孝弘容疑者64歳は、去年4月から12月までの間に、複数回にわたってあわせて370万円余りを歯科医師会の口座から横領した疑いが持たれています。 井須容疑者は当時、口座を一人で管理していて、歯科医師会から会員に支払われるはずの報酬が未払いだったことがわかり問題が発覚しました。 警察の調べに対し井須容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。 稚内歯科医師会によりますと、井須容疑者は歯科医師会の専務だった10年ほど前から口座を管理するようになり、そのころからの使途不明金が少なくとも5000万円を超えるということです。 稚内歯科医師会は「地域の皆さんや関係者にご迷惑をかけて深くお詫びしたい。井須容疑者には歯科医師会の名誉を傷つけられて怒りを感じている。今後、返還を求めていく」とコメントとしています。

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