ホワイトハウス近くの銃撃事件 容疑者は4000キロ以上移動 待ち伏せして犯行

アメリカの首都・ワシントンにあるホワイトハウス近くで州兵が銃撃された事件で、逮捕されたアフガニスタン国籍の容疑者は4000km以上離れた自宅のある西部ワシントン州から車で移動し、犯行に及んでいたことがわかりました。 この事件は26日、首都ワシントンのホワイトハウス近くの路上でパトロール中の州兵2人が銃撃されたもので、ウェストバージニア州から派遣された20歳と24歳の州兵2人はいずれも重体となっています。 その後の捜査当局の調べで、逮捕されたアフガニスタン国籍のラフマヌラ・ラカンワル容疑者(29)は、首都ワシントンから4000km以上離れた西部ワシントン州の自宅から車で移動し、待ち伏せして犯行に及んでいたことがわかりました。 ラカンワル容疑者は、アフガニスタン戦争中にアメリカのCIA(中央情報局)が支援する部隊で活動し、アメリカ軍の撤退に伴い2021年にアメリカに入国したということで、犯行の動機はまだわかっていません。 捜査当局はテロ事件として捜査を進めるとともに、近くラカンワル容疑者を殺人未遂など3つの罪で起訴する見通しです。

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