還付金詐欺で南米国籍の男3人を逮捕/埼玉県

ことし10月、市役所の職員を名乗り累積医療費の還付金名目で363万円余りをだまし取った還付金詐欺で、県警は、出し子などをしていた南米国籍の男3人を再逮捕しました。 逮捕されたのは、アルゼンチン国籍のマツウラロベルトエミリオ容疑者(32)と、いずれもペルー国籍の男2人です。 3人は、ことし10月、上尾市に住む当時59歳の女性に、市役所の職員を名乗り累積医療費の還付金名目で363万円余りを振り込ませだまし取った事件で、出し子や被害金の回収役を担っていたとみられます。 県警によりますと、ペルー国籍の男の一人は「オンラインカジノで稼いだ金をおろす仕事」という、闇バイトに募集し、その際、在留カードの写真を秘匿性の高い通信アプリで送ってしまったということです。 また、指示役に犯行を辞めることを伝えると「住所と家族を把握している」などとメッセージを受けていたということです。 3人は、生活費のために闇バイトに応募したとみられ、県警は、組織の実態解明を進めています。

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