宮城・気仙沼市長が自身の給与を最大80%カットすると表明 官製談合などで責任、定例会に議案提出へ

宮城県気仙沼市の菅原茂市長は27日、自身の給料を年度内の3カ月間、最大80%減額すると明らかにした。市発注の道路整備業務を巡る官製談合事件や女児への不同意わいせつ事件で市職員が逮捕、起訴された管理監督責任を理由に挙げた。 減額幅は来年1月が80%で2、3月は50%とし、赤川郁夫副市長も同様にそれぞれ50%、30%減らす方針。12月4日開会の市議会12月定例会に関連条例案を提出する。菅原市長は「給料減額によって反省の意を示したい」と述べた。 市は本年度一般会計に28億7381万円を追加し、総額506億52万円とする補正予算案など29議案も発表。主な補正は、ふるさと納税寄付額の本年度見込み額を90億円から120億円に上方修正することに伴う関連経費30億126万円など。

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