東京都内で“ゾンビたばこ”を所持をしていた疑いで、初めて逮捕者が出ました。 ゾンビたばこの正体は、『エトミデート』という医薬品の成分。 海外では、麻酔導入薬などとして使われているものですが、電子たばこなどを通じて過剰に摂取すると、身体はけいれんを起こし、意識を失うこともあります。 国内では今年5月、指定薬物となり、販売や所持などが禁止されています。 沖縄県では、このゾンビタバコが深刻な広がりを見せています。 県内では、異様な光景が目撃されていました。 市民 「公園とかで叫び声。若い人だけど、叫び声あげたり、ふらふら歩いたり。人によるけど、手足もけいれんしている人も、一回だけ見ました。なんかの病気なんかなと思って、救急車を呼ぼうとした。あのときのやつが“ゾンビタバコ”だったんだなと」 市民 「(自分の周りで)BARに行くときとかは、別宅で『吸うかなぁ』って。吸っている人を見かける。見てる限りだと 目の焦点が合わず 手が震えて歩けてない。(Q.何歳くらい)高校1年生から20代もいるかなと。高校生もいます。お金を無駄にするだけ、捕まっても後悔しかしない。やらないほうがいいと思う」 沖縄県警は、先月、密売組織のトップとされる21歳の男を摘発しました。