イスラエルがシリア南部で軍事作戦、10人超死亡 シリア外務省は「戦争犯罪だ」と非難

イスラエル軍は28日、隣国シリアの武装組織がテロを計画していたとしてシリア南部で軍事作戦を行い、容疑者数人を逮捕したと発表した。作戦実施の際にイスラエル兵士6人が負傷したという。シリア外務省は「攻撃により女性や子供ら10人以上の民間人が死亡した」とし、戦争犯罪だとイスラエルを非難した。 シリアでアサド前政権が崩壊してから12月8日で1年となる。ロイター通信は前政権崩壊以後のイスラエル軍の攻撃では最大規模の犠牲者になったと報じた。 シリアのシャラア暫定大統領はかつて、国際テロ組織アルカーイダと連携するスンニ派過激組織「ヌスラ戦線」を率いた過去がある。対外的に融和姿勢を強調するシャラア氏のシリアに対してイスラエルは警戒心を解かず、シリアとの緩衝地帯に部隊を駐留させているほか、自国に近いシリア南部をしばしば攻撃している。(タルトス=シリア西部 佐藤貴生)

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