【AFP=時事】英領北アイルランドで6月にルーマニア人の少年2人が女子生徒をレイプしようとし、レイプ未遂罪に問われた裁判で、検察側は28日、「証拠に基づき」起訴を取り下げたと発表した。この事件をきっかけに北アイルランド各地で反移民(在留外国人)暴動が相次いだ。 14歳と15歳の少年2人は、ベルファストの北西約38キロに位置するバリミーナで女子生徒をレイプしようとしたとして6月7日に告訴された。 この事件をきっかけに反移民暴動が発生。バリーミーナで数夜にわたって続き、北アイルランドの他の町にも飛び火した。 数十軒の家が襲撃され、多くの住民が暴徒による襲撃を防ぐため窓に「ここに住んでいるのは(移民ではなく)地元住民です」という張り紙を掲げていた。 警察によると、一連の暴動で警察官60人以上が負傷した一方、100人以上が逮捕され、90人以上が起訴された。 北アイルランドの検察は声明で、「最近、この事件の証拠に関する重要な証拠が見つかった」「この新たな証拠に鑑み、証拠上の起訴要件はもはや満たされておらず、この事件は審理を継続すべきではないと判断した」と述べた。 さらに、「両被告に対するすべての起訴は正式に取り下げられた」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News