福井県内の量販店で女性の衣服に自分の体液を付着させたとして1日、坂井市の27歳の会社員の男が逮捕されました。男はこれまでにストーカー規制法違反と盗撮容疑で逮捕されていて、これが3度目の逮捕です。 不同意わいせつと器物損壊の疑いで逮捕されたのは、坂井市春江町境の27歳の会社員の男です。 警察によりますと、男は10月16日に坂井市内の量販店で、県内在住の40代女性に背後から近付き、あらかじめ注射器に入れてあった自分の体液を女性の長ズボンに付着させた疑いが持たれています。 また、10月22日には福井市内のスーパーマーケットで、同様の手口で県内在住の30代女性のカッターシャツを汚したとみられています。 男は、10月に20代女性へのストーカー容疑で逮捕され、11月には別の女性を盗撮した容疑で再逮捕されていて、捜査の過程で警察がスマートフォンなどの押収物を調べたところ今回の容疑が浮上。防犯カメラの捜査や被害者への聞き取りで容疑が固まった事から再逮捕しました。 男は調べに対し「事実に間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察が、さらに余罪を含めて詳しく調べています。